携帯から電話して

今日は久しぶりにビジネスで知り合ってご無沙汰のAさんに

公園でのウォーキング中に思い切って電話してみた。



昨年12月頃だったか、お母さんがちょっと病気で大変と

聞いていたものの俺自身も大変な時期だったし、あまり

電話することもなくなっていた。なんというか、電話する

相手が忙しかったりする場合もどこか落ち着いた時期にと

思ってしまうから。




久しぶりに聞いた声の感じでは元気そうに聞こえた。

なんでも最近は帯状疱疹で通院などもしてるらしくて、

「あれって水疱瘡になった人が体調が悪くなったときに

出てくるんですよね?」お医者さんのお嬢さんなので

聞いてみたら「そうそう」というので

「俺子供のころからそういうおたふくとかもかかった

事ないんで大人になって水疱瘡とかなると死ぬって

聞いたことあるけど本当なの?」と訊いてみたら、

「エッ! 本当にかかったことないの?それってなにか

予防注射しといたほうがいいよ」などと教えてくれる。

「俺あまり子供の頃から病気したことないんで」と

ご両親がお医者さまなので、なんとなくいろんな病気

のことなどを教えてもらえたりする。

息子さんのことや犬のことその他周りに共通の友人の

最近はこんな感じだとか、たわいもないそんな話を

していたら携帯の「電池切れのサイン」が出たので

そこで終わった。なんかすっきりした気分になった!



俺のばばあの家も病院をやっていたので健康管理は

うるさいほうだったので、幼稚園の頃には俺は

「クロンボ大将」などなにか健康優良児で表彰など

されて連続のチャンピオンみたいだった!

小学生の頃塾なんかの合宿では毎朝5時に起床し、

みんなでジョギング、まるでアメリカの海兵隊

ような感じで、テストなんかで90点とかだと

「なんだ!このブザマな点数は!」とたまに先生に

ビンタされ鼻血が出ているのに

「ありがとうございました」と答えていた事を

今では懐かしく思う。小学生の頃チビッコ

音楽隊に入りトランペットなどを吹きながらテレビ

なんかのインタビューなんかにも出演したりして

忙しい生活だったのできっと病気する暇がなかった

んだと思う!



病院の院長先生には何度か「傷口は浅いんですが

大きさも広く角度がちょっと・・・少しつっぱる

などの後遺症もでるかも知れませんしあまり

急ぐ必要もないと思いますけど」そう言われたが

今ではそれほどの後遺症もないような気がするので

きっと腕の良い医者にあったんだと感謝する!



去年の9月だったか、会社で同僚に「少し顔色悪そう

だけど大丈夫?」金曜だったと思うけど言われ、

夕方フラフラと病院へ行ったら熱が40度あると

いわれた。痛い注射を打たれ、「点滴を打ちますか」

と勧められたが熱を薬で下げるのでそれほど問題も

ないと言うので点滴は打ったこともないので止めた。

病院で先生には「大丈夫」と言ったものの、歩けない

ので人に迎えに来てもらい、そして家でごはんを食べ

ようとしたらあごが動かない感じでけっこう

食事するのが難しかったが、食事しておかないと

薬が強いみたいなので飲めないので大変だった!



あまり熱を出したこともなかったので初めての高熱

というものにビビッテしまった。関節がすべて痛く

汗も吹き出てしまい、震えも出て、なにか体が

ロックされる感じであたまの中で警報のようなもの

が鳴り響く感じで。

うなされる夜中に夢の中で遠い昔死んだ友人に出会い

「少しくらい休んでいけよ」と言われた。



医者になり損ねた俺が、自分で勝手に静養モードで3ヶ月

休んでボーッと過ごした、まるでレインボーマンみたいに、

少しだけ疲れたんだろうか・・・

手術から今日でちょうど3ヶ月経っている!昔習ったよう

に睡眠時間だけには気をつかった。



病院はどこに行けば良いのかすらわかんなかったので、

昔政治家の秘書をやっていた友人の携帯に電話して

「少し体壊れてしまって、あんたがもし俺の状況だった

らいったいどこの病院へ行く?1つだけ絞って教えて

くれないか?まだ友達であれば」と教えてもらった

病院だったので、手術なんかする気持ちは決めていた

けど、少しビビッてしまう部分で遅くなったんだと

今振り返るとそう思う!



少しいろいろなことがあったんであたまの中が

テンパッってしまったんだと思うが、

やっとなにか俺の中でエンジンがかかってきた!

毎日2時間くらい公園を歩いたのに太ってしまって

カッコ悪い・・・



のた打ち回る手術のあまりの痛さに、血液の再生

期間から3ヶ月おとなしくしていれば2回目は

きっと防げるとビビリまくり、DVDばかり見て

過ごしたが、手術の時は痛みが痙攣になったときには

「ヤバイこれは耐えられないきっと泣いちゃうぜ!」

と思ったが、手を握ってくれた看護婦さんがあまり

にもかわいかったので、ガマンしてしまった!

いま振り返るとなんだか笑える。手を握ってきたとき

に顔に被せられた布の隙間からチェックしてしまい

7人くらいいた看護婦さんの中でナンバー1だった

ので、痛すぎて苦しむ状況下のあたまの中で、

「俺はまだきっと幸運の女神に見捨てられていない」

そんなしょうもないことを考えてしまった!



なにかしんどいと感じたときに、

「いかん俺はなにか楽しみを見落としている」と

なにかもう1人の俺があたまの中でささやくような

そんな習慣のようなもので簡単につぶれないのかも

しれない。




今日もまた「自分に用事があるときだけ電話してしまう」

そんな都合のいい俺がいた。